SEOに最適なタイトルの文字数は?【32文字じゃない?】

記事タイトルの長さは何文字にするべきですか?

という疑問はSEOの頻出問題ともいえる疑問ですね。

タイトルタグの文字数は「全角32文字にすべし」とされることが多いです。

この情報を疑うことなく信用して全角32文字ピッタリにしながら作成したりしていませんか?

実は、検索結果画面に32文字表示されることは滅多にない、という事実をご存知でしょうか。

このページでは「じゃあ一体何文字にして作ったらいいんだ」という点について解説していきます。

このページの内容(目次)

結論:タイトルタグの最適な文字数は全角で27文字

タイトルタグの最適な文字数は全角で27文字

タイトルタグの設定は、32文字ではなく27文字にするべき、です。

もう少し正確な表現をすると、クリック率に関わる内容は、検索結果に表示される27文字目あたりまでにするべき、となります。

検索結果画面に表示できる最大の長さは、PCの場合は29文字程度、モバイルの場合は32文字程度です。

タイトルタグ全体の長さ=表示できる長さにすべき、というわけではないので、32文字を前提にし続けても構いません。

ただ、28文字目以降は極めて表示されにくくなるため、その点を理解した上で作成してください、ということになります。

32文字の根拠は検索結果画面に表示「できる」文字数

そもそも、検索結果画面で表示される文字数が32文字までは表示「できる」から、ということがタイトルタグ32文字説が普及した根拠のようです。

ところが実際の検索結果画面では、

  • デバイスによって表示される文字数が異なる(スマホの方が1~3文字程度長い)
  • 大半のページは27文字程度までしか表示されない(32文字まで表示されることはまれ)

という状況になっています。

実際に調べて検証をしてみました。

検証:検索結果画面で表示される文字数

タイトルタグの文字数を調査してみました

上記の図が調査結果です(調査日:2021年1月4日)。

  • 英会話 教材 口コミ
  • 看護師 求人 夜勤なし
  • 青汁 ダイエット 効果
  • 宅配 クリーニング 安い
  • お取り寄せ スイーツ ギフト

ジャンルもターゲットもばらけそうな上記の5つのキーワードで検索し、各10ページ、合計50ページ分ほどのタイトルの文字数を確認してみました。

サンプル数は少ないかもしれませんが、これ以上増やしてもあまり結果が変わりそうになかったので一旦50ページ分としました。

PCスマホ
平均値26文字27文字
中央値27文字27文字
最大値29文字32文字

モバイルの方が平均すると1~2文字程度長く表示されることがわかります。

30文字以上表示したページは PC では無し、スマホで1/5程度でした。

検証の結果、32文字まで表示すること自体は可能ではあるものの、ほとんどのページのタイトルは27~28文字程度までしか表示されませんでした

検索結果画面に表示されるタイトルの傾向

Google の検索結果ページに表示されるタイトルタグには以下のような傾向が見られました。

  • PC は必ず1行で表示、スマホは2行以内で表示される(レイアウト優先)
  • 検索結果ページのタイトルはプロポーショナルフォントが使用されており、文字種によって表示される文字数に幅がある
  • 7割のページが省略またはタイトルタグの書き換えが発生していた
  • 26文字目以降に、記号文字や半角英数字があると、そこから先を省略することが多い
  • タイトルの書き換えが発生しないページの文字数は25文字以下であることが多い
  • タイトルに含まれない文字がページ内から拾われて付与される場合がある
  • title タグにサイト名が含まれていない場合でも、サイト名が付与されることがあり、その場合タイトルの最後に「- サイト名」の形式で追加される
  • 必ずしも文字数やバイト数で省略位置を決めているわけではない。どちらかといえば検索結果画面のレイアウトが優先されている

そもそも検索結果に<title>タグがそのまま表示されるものだという認識をお持ちの場合は認識を改めてください

Googleのガイドラインにもあるように、ページのタイトルはGoogleは「自動で作成」しています。

ページのタイトルと説明(スニペット)は、ページのコンテンツとウェブ上の参照元ページの両方を踏まえて、自動的に作成されます。

Google 検索セントラル:検索結果に効果的なタイトルとスニペットを作成する より

<title> タグはページのタイトルを Google が決める上で参考には使われ、実際にその通りに表示されることもありますが、そのまま表示するという保証はされていません。

SEO対策上の最適なタイトルタグのつけ方

ページのタイトルは Google が自動的に作成するものである、という前提をもとに、法則性を加味すると、下記のようにタイトルタグをつけると最適なタイトルタグになるはずです。

  1. 27文字目までにユーザーの興味を引く内容を含める
  2. 28文字目以降は補足内容にとどめる
  3. サイト名は必要なら自動で付与されるため、含めないようにする。また、自動で付与されたときに省略されにくいよう、5文字以内くらいのサイト名にしておくのがベスト
  4. 意図的に27文字目あたりで記号や半角英数字を用いるとそこで省略されることが多い

SEOに強いタイトルタグのつけ方(クリックされやすいタイトルとは?)

32文字で作ったタイトルタグを27文字に減らす必要はある?

タイトルタグの最適な文字数が27文字というのであれば、32文字で最適化したタイトルタグは修正する必要があるのか疑問に感じられると思います。

修正が必要なタイトルタグは、タイトルタグの後半にユーザーがクリックするかどうかを判断する要素が含まれているタイトル、です。

ユーザーは検索結果画面のタイトルを見て、どのページをクリックするのか決定します。

タイトルタグの省略が行われる27文字目以降も読まないとクリックするかどうかの判断がつかない・ページの内容を推測できない場合、一番重要な部分が検索結果画面に出ないようになってしまいます。

ですのでもしタイトルタグの後半に重要なことが書かれている場合は修正した方が良いです。

また、タイトルタグの省略自体はそれほど大きい問題ではありません。

省略されずに完全に表示されればベストですが、クリックするかどうか決める時に、途中で途切れていると「続きが気になる」という心理(ツァイガルニク効果)も働くので、32文字基準で作ったタイトルタグが必ずしもクリック率を下げる原因にはなっていない可能性もあるためです。

タイトルタグは主に検索結果画面やブラウザのタブ名でしか使われず、そのページを見るかどうかの判断に使われる要素であるため、クリック率が最大化できているかどうか、を基準にすれば文字数を調整するべきかどうかの判断ができるはずです。

検索結果画面はかなり頻繁にレイアウトが変わる

ご存知かと思いますが、検索結果画面はかなり頻繁にレイアウトが変更されます

体感的には少なくとも1か月に1回くらいは何らかの変更または変更に向けてのテストが行われているようです。

Google の主な収入源は広告収入によるものです。そのため、広告が自然な形でクリックされて、検索体験全体で最適化されるように繰り返し調整されているものと推測されます。

全体的な調整の方向として、広告文とオーガニック検索の見栄えをできるだけ一致させようとしているように思います。例えば以前はタイトル表示に検索キーワードを太字にするようになっていました。こうすると、オーガニック検索の方が過度に目立って広告がクリックされにくかったのではないかと思います。現在はタイトルタグは太字強調されないようになっています。

このページのまとめ

  • 検索結果画面に表示されるタイトルタグの文字数は最大で32文字だが、平均すると27文字程度までしか表示されない
  • 27文字目までにクリック率が高まる内容を書いておくと良い
  • 検索結果に表示できるのが27文字前後というだけであって、タイトルタグ全体の長さに特に制限はない。むしろページのテーマとして魅力的な内容に仕上げるべき
  • 32文字を基準に作成したタイトルタグで修正が必要なのは後半にクリック率が高まる内容を後半に設定している場合のみ
  • Googleはタイトルタグの内容をそのまま表示するわけではなく、自動で作成している(よく書き換えられる)
  • タイトルが省略されたとしてもクリック率が高くなるはずの内容であれば気にする必要はない

以上になります。

タイトルタグについては、文字数を気にする以前に、省略されたにせよ、されないにせよ、クリック率が最大化される内容になっているか、をチェックしたらOKです。

descriptionの文字数(長さ)はどうしたらいい?

このページの内容(目次)
閉じる