SEO対策で覚えておくべきHTMLタグ【効果的な使い方は?】

SEO対策にHTMLタグの使い方が重要って聞きましたが何を覚えたらいい?

今もHTMLタグの最適化は効果がある?

こんな疑問に答えます。

本記事では、SEO対策上頻出するHTMLタグについて、まとめています。

実際の運用上の使い方などについても解説します。

WordPressを使っていれば自然と適切なタグが使われるようになっているので、丸暗記する必要はありませんが、意味は押さえておくと良いです。

このページの内容(目次)

SEO対策上覚えるべきHTMLタグ・属性は8個

ブログの運営上、SEO対策で覚えておくべきHTMLタグはそれほど多くなく、以下の8つほどの意味を覚えておけばOKです。

titleタグ

ページのタイトルです。

訪問後に画面に表示されることはなく、検索エンジンでのタイトル表示に参考として使われる他、ブラウザのタブ名・ブックマーク時の記事名として使われます。

SEO上は最重要タグであり、検索結果画面でのクリック率に影響を及ぼすため、リライトを行う際には真っ先に編集されるタグになります。

WordPressでは、SEO用プラグインで専用の入力箇所が用意されることが多いです。

hタグ

見出しのタグです。h1~h6まで6段階あります。

一般に、数字が小さいほど装飾が大きく派手になる傾向が高いです。

見出しタグは目次を作る際に抜き出される要素になっています。

見出しは直後に書かれた文章の要約的な位置づけになるのでSEOでも重要視されます。

≫ 参考:ブログの見出しの書き方・注意点【完読される記事にする方法】

aタグ

リンクタグです。別のページにリンクを張るときに利用します。

特に内部リンクは非常に重視されます。

サイト内で、より多くのページからリンクが張られていると、そのページはそのサイトにとって重要なページであると伝えることになります。

ただし、闇雲にリンクを張ると、評価が一つのページからの発リンク数で頭割りされるため、非常に薄い評価になってしまいます(全ページ共通のメニューに含めただけで上位に表示されないのはこのためです)。

≫ 参考:WordPressのパーマリンクとは?SEOにも最適なおすすめ設定方法

description

検索結果の説明文部分を作る際に使われます。

検索結果画面で表示されている説明文は、descriptionに書かれている値が参考にされる傾向が高いですが、ページ内の文言から生成されることも多いため、現在は省略する傾向すらあります。

≫ 参考:メタディスクリプション(description)の文字数や書き方・SEO効果について解説

canonical

URLの正規化に使われるHTML属性です。

URLの正規化とは、「このページの正式なURLはこれです」と宣言するためのものです。

<link rel="canonical" href="https://example.com/">

<head>タグ内に上記のように記載します。

なぜこのような記述が必要になるかというと、GoogleはURLが1文字でも違っていたら「別のURL」として処理します。

例えば、下記は全て別の内容のものとして扱われます。

http://example.com/
https://example.com/
https://example.com/index.html
https://example.com/?a=1

実際ブラウザでアクセスすると、全部同じ内容であることが多いのですが、明確に同じものであると宣言しておかないと、それぞれのURL毎にGoogleの評価が分かれてしまい、正しい評価が得られません。

本来1つの評価にまとめておくのがいいのに、分散させてしまうとその分薄まった評価となってしまい、SEO的に不利な状態になります。

このため、canonicalタグは基本的に必ず入れておく、とした方が良いです。

alt

画像の内容を説明する補足テキストです。

画像に映っているものが何を示しているのかを表現するものですが、画面には表示されません。

<img src="https://sample.com/image.png" alt="画像の説明"> 

のように記載します。日本語で内容を記載します。

altを設定しておくと、Googleが画像の内容を理解するのを助ける効果があるのと、音声ブラウザで何の画像が入れられているのかを音声で読み上げられるようになります。

strongタグ

重要なキーワードや、文の要約・主旨に関する部分で太字強調する時に使用します。

<strong>強調したい部分</strong>

のように記述します。似たようなタグに<b>タグがありますが、こちらは「強調」ではなく「太字(boldのb)」の意味です。

強調したい場合は<strong>の方を使うのですが、使用上の注意点としては、

  • 同じワードを難解も強調しない
  • 過度に使いすぎない

ようにしましょう。

timeタグ

記事を公開した日や更新した日を伝えるためのタグです。

<time datetime="202X-1-10" itemprop="modified">202X年1月10日</time>
<time datetime="202X-1-10" itemprop="datepublished">202X年1月10日</time>

のように記述します。

itempropのところに「modified」とあれば更新した日、「datepublished」とすれば公開した日です。

記事が古いのか最新なのかはユーザーにとっても判断基準の一つになります。

ただし、実際の検索結果画面には表示される場合もあれば表示されない場合もあるようです。

WordPress を使う場合は意識する必要はほぼない

WordPressでHTMLのタグを直接入力するのは、

  • クラシックエディタのテキストモード
  • ブロックエディタでカスタムHTMLブロック

くらいのもので、人によって毎回入力する人もいれば、全く見ないという人もいます。

Classicエディタのビジュアルエディタや、ブロックエディタを使っている場合は必要に応じて適切なタグに変換されるので通常意識することはほとんどありません。

ただ、管理画面内には、専門用語としてHTMLのタグ名・属性名が表示されることが多いです。

HTMLのタグの意味をしっておくと、管理画面に出てきた際にどう設定したらいいのか判断がつくようになります。

現在はレンダリングの結果、ページ内の要素の役割が判定されている

現在のSEOでは、表示されたページの内容に応じて評価が行われています

例えばhタグでは見出し1から始めるべきですが、見出し2から始めたり飛ばしたりしても大きくペナルティになることはありません。

本来h2を設定するべき見出しにh3にしたとしても大きくペナルティを受けることはありません。

同じように、強調表示も<strong>タグでおこなっていればいいのですが、サイトによっては<span>タグのような汎用的なインライン要素を使って装飾を行う場合もあり、本来の意味通りに使われないことをGoogleは知っています。

そこで、最終的な画面表示の結果の状態を見て判定しているようです。

極論を言えば、HTMLのタグをほとんど正しいものを使わずに、CSSだけで装飾していても正しく処理されます。

SEOではタグの書き方よりユーザーにとって重要かが評価される

以前のSEOは、HTMLタグの修正を行えば一定の成果が出ていました。

しかし現在は、レンダリング結果に基づくランキングシステムになったため、少々HTML自体に間違いがあっても問題になることはありません

むしろ書かれている内容をユーザーが気に入るか・重要と判断するか、といったことが重要となります。

それでもHTMLはきちんとマークアップするべき(意図しない結果になるのを防げる)

SEOでの評価としてHTMLのタグが適切に書かれているかどうかがそこまで重要ではありません。

であるなら、HTMLはきちんとマークアップされていなくても構わないのではないかと思われるでしょう。

だからといって、HTMLのマークアップを適切にしないでいいとは考えない方が良いです。

本来意図していなかった形で解釈されてしまった、という結果になるのを防ぐためです。

年々Googleの精度は高くなっているとはいえ、それでもやはり機械が処理しているので、誤った解釈にならないとは限りません。

SEOにとって重要なHTMLを正しく使う効果とは、順位を上げるというものではなく、誤った解釈を防ぐ(マイナスになってしまうのを防ぐ)というものです。

まとめ

  • SEO上重要とされる使用法も含めて覚えるべきタグは下記の7つ
    • titleタグ
    • hタグ
    • aタグ
    • description
    • canonical
    • alt
    • strongタグ
    • timeタグ
  • SEOでは、描画結果で評価が行われるので、HTMLの使い方が多少間違っていても大きな問題になることはない
  • WordPressを使っていればおおむね適切なタグが使われる(ので安心)
  • SEOで重要なのはHTMLの正しい使い方ではなく内容
  • HTMLを正しく使う効果はプラス評価を得るためではなく、マイナス評価を防ぐこと。

今回は以上です。

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