ブログは実名と匿名どちらが有利?顔出しは必要?【損をしないためには?】

これからブログを始めようと思っている方が立ち上げの際に考えなければいけないことの一つがブログを匿名で運営するのか、実名で運営するのか、です。

加えて、顔を出していくのか、顔出しはしないでおくのか、も検討が必要です。

どちらがいいのかは賛否両論あり、なかなか結論が出せないかもしれません。

副業禁止の会社で副業をしようとしている方なら、匿名・顔出し無し一択になりますが、そうしたときにデメリットや不利になる点がないかも気になりますよね。

このページでは、ブログ運営時の実名・匿名についての決着をつけたいと思います。

このページの内容(目次)

ブログに実名・顔出しする必要性

実名・顔出しをする必要性って、そもそもなんだっけ?というところから解説します。

実名・顔出しが必要なのは自分を売り込む必要のある職業の人のみ

実名顔出しが必要な人は資格ホルダーのみ。一般人は効果がない

実名や顔出しをすると、「信頼性」が上がります

記事の内容について責任を持っているように見えるためです。

書かれている記事が本当にそうなのかどうか、どこの誰が書いた記事かわからないと読んでいて不安になりますよね。

ブログの書き出しで、実績を訴求していたり、自己紹介をしていたりするのは記事の内容に対して一定の信頼性を読者に持ってもらえるようにする工夫です。

ただ、実名や顔出しは、すべての人に必要というわけではありません。

実名や顔出しをすることで、より有利になるのは以下のような人です。

医療関係者医師
看護師
薬剤師
法律関係者弁護士
弁理士
司法書士
行政書士
税理士
社会保険労務士
土地家屋調査士
海事代理士
会計関係者公認会計士
技術士
一級建築士
不動産鑑定士
中小企業診断士
ファイナンシャルプランニング技能士

一言で言えば、資格の取得を行えば独立開業が可能な資格ホルダーです。

上記のような資格を持っているような人が、自分の専門領域について話す場合は実名や顔出しが非常に有効です。

こういったジャンルは誤った知識を発信すると受け手が不利益をこうむることが多く、発信内容にそれなりの正確性・責任が伴うからです。

一般人の場合は実名顔出しをしたところで「誰やねん」状態なので、ほとんど効果はありません。

ブロガー・アフィリエイターは抵抗を感じるかどうかで判断したらよい

ブログやアフィリエイトで国家資格のようなものはありません。

ブロガー・アフィリエイターの書く記事の信ぴょう性は事実確認が不可能なものばかりで、発信者の経験・知識・感覚に沿った「私の考え」をまとめて発信しているだけに過ぎません。

このため、実名を出すか、顔出しするか、という判断の基準は、シンプルに抵抗があるかどうかで判断すればよいです。

ユーザーは「あなた」の動向を知りたいのか、記事の情報に興味があるのか

ユーザーはあなたには興味がなく、記事に興味がある

さらに言えば、ユーザーはあなた自身の思考・行動・信念といったことを知りたいと思っているのでしょうか?

もし「YES」と答えられ方がいるとしたら、その人はきっと公人です。

一般人が運営するブログであれば、ユーザーは決してあなたのことに興味を持ったりしません。企業が運営するブログですら、企業名まで確認されることはまれでしょう。

ネットの黎明期に「ホームページを無条件にじっくり隅々まで見てくれるのは母親(身内)だけ」という金言が流行ったことがありました。

実際あなたが何か課題を感じて検索を行った時に、企業名や発信者の確認を取ったことが何回ありますか?

少なくとも、私の場合はほとんど発信者の情報なんて確認したりしません。

変わりにすることは、複数の意見(サイト)を確認して多数決の結果を意思決定に使う、です。

もし、自分のことを気にかけている人が多いと錯覚してそれを理由に実名にするべきと考えているなら冷静になって考え直すべきでしょう。

迷ったら匿名・顔出し無しで始めたら良い

迷ったら匿名・顔出し無しで始めたらよい

迷ったら最初は匿名・顔出し無しでスタートしたらいいのです。

理由を説明しますね。

実名・顔出しは後戻りができない

一度出してしまった実名・顔出しは、ネットに情報が残り続けます

インターネットアーカイブのような、ウェブサイトの魚拓を取るようなサービスがあり、誰でもアクセスして確認することができます。

このため、一度実名・顔出しをしてしまうと、後から匿名・顔出し無しに切り替えたところで、消して回るのが大変なのです。

ですので、実名を出してしまう場合は後戻りができない、という点だけ気を付けておきましょう。

匿名にしても損はしない

匿名で情報の発信を行っても、目立ったデメリットはありません

特に損をすることがないなら、匿名にしておきましょう。

確かに実名で運営している場合は、「覚悟が決まっている」「責任感がある」といったプラスの要素を感じることは事実です。

誰が発したかよりも、どれだけ説得力があったか、が判断の基準になるのではないでしょうか。

しんじ

匿名の運用でも成功しているブログは沢山あります。成功するかどうかの必須条件ではありません。

わずか8%?実際に実名で公開している人はほとんどいない。

わずか6%?実際に実名で公開している人はほとんどいない。

10年近く前の調査結果ですが、総務省が2009年に調査したブログの実態調査によると、ブログを実名または実名を推測できる名前で運営されているのはわずか8%程度です。

個人的な印象として、最近は比較的実名・顔出しをする人も増えているようにも思いますので、8%は低すぎるかもしれません。

ただ、確実に言えるのは実名や顔出しはかなり少数派(10%以下)で、大半の人は完全な匿名か偽名、せいぜい実名を少しモジった名前を使っていることがほとんどということです。

匿名とは別名のこと

匿名というと、本当に「匿名」と名乗る必要は全くなく、別名を名付けてしまえばいいのです。

ニックネームにしてもいいですし、実在の人物名に近い感じにしても構いません。

匿名と聞くと、本当に一切名乗らないのと勘違いする人もいますが、発信者名は本名と別の名前で構わないので公開するべきです(さすがに怪しすぎますしね)。

実名・顔出しにする効果とメリット・デメリット

基本匿名で良いということはご理解いただけたかと思いますが、実名公開自体がダメというわけではもちろんありません。

実名や顔出しをしたときに得られる効果やメリットを踏まえて最終的にどちらにするのか選択すればよいです。

実名・顔出しするメリット

  • 信頼性をアピールしやすい
  • 記事に対する責任感が強いとアピールしやすい

実名・顔出しするデメリット

  • 住所が特定される
  • 過去が特定される
  • Facebookなどが特定されてリアルの生活に支障が出る

匿名・顔出し無しにするデメリットの解消法

匿名で顔出しもしない場合は、記事の信ぴょう性を確保できればデメリットの解消が可能です。

実名のような人物名をハンドルネームにすると良い

ハンドルネームやニックネームを使う場合、実際の名前に近いものにするといいです。いわゆる仮名に近い状態です。

当サイトの運営人も「やまもと しんじ」としており、一見すると実名のような雰囲気ですよね。この名前は本名とかすりもしていません(笑)

もしくは、苗字だけ、下の名前だけとか、姓または名のどちらかだけ実名で、どちらかだけ仮名にするという方法も手です。

あだ名に近いものや、まったく人名を連想できないようなものよりは運営者をなんとなくイメージしやすくなります。

顔出しもしないならアイコン作成は必須

顔出ししないならアイコンを作ろう

姓名は仮名にし、顔出しだけできるのであればそれもありですが、顔出しもしない場合は少なくとも人の顔のイラストを作るのが良いでしょう。

私の場合はで作成していだきました。

本人の顔写真を送らなくても、特徴を伝えるだけで雰囲気を合わせて作っていただける場合も多いので、依頼の際も自分の写真の提供は不要です。

自分が似ている人を伝えてあげると割とそれに引っ張られる感じで仕上がります。

運営者名かサイト名のどちらかを覚えてもらえれるとベスト

せっかくサイトにアクセスしてもらったのであれば、何らかの覚えてもらえるポイントを用意しておくのが良いです。

というのは、あるジャンルの課題を持つ人は、繰り返し色々なキーワードで検索することになります。

たまたま同じサイトに複数来ることがあったらそのうちそのサイトのことを覚えて「そういえば前にもこのサイト見たな」となり、サイトで訴求していることに自然と信頼性が高まっていきます。

前も別の件でこのサイトに書いてあることを参考にした、今回もこのサイトに来たがやはり参考になる、となるとブックマークをしてもらえたり、SNSで拡散してもらえるきっかけにもなります。

訪問者にサイトを覚えてもらうときに重要なのは、

  1. サイト名(ブログ名)
  2. サイトのデザインなど
  3. 運営者名

の順です。記憶に残りやすい名前のサイトにしたり、珍しい苗字や名前の運営者名を付けると記憶に残りやすくなります。

記事に対する責任を持つ

実名にするメリットを大きく感じなければ本名を出す必要はなく、匿名であっても特に問題はありません。

ただし、匿名であるがゆえに記事に対していい加減な発信をするのは禁物です。

訪問者は何かしら困ったことがあって、訪問されているので、きちんとした対応が必要です。

  • 内容の正しさについて → 根拠を示す
  • 誤字や脱字 → 一つでもあるとそのサイトは信用できるか不安に感じられてしまうと心得るべきです

私はよく調べ物をする際に様々なサイトを見ますが、個人サイトほど、誤字・脱字・画像などのリンク切れ・ショートコードが丸だしの状態というのを見かけます。

1つのページで1か所くらいまではまあ、仕方ないのかなと思えますが、2か所見つかるとさすがにその記事はきちんと内容をチェックされているのか不安になります。

誤字を防ぐだけで成果がついたのに、誤字が多くて売り逃すのだとしたらもったいないですよね。

正確性についてもどの記事も正しい内容がある記事と、あちこちに間違いのあるサイト、Googleはどちらを上位に表示するべきでしょうか。

匿名で発信する場合は、実名での運営以上に正確性やミスに気を付けるようにしましょう。

最近の流れは顔は出さない

2021年3月現在、YouTubeを主な活動場所に選んでいる中田敦彦さんが、顔出しすることをやめるということで話題となりました。

また、中田氏に次いで、イケハヤことイケダハヤトさんも顔出しは今後していかないとのこと。

顔を出すことのデメリットの方がメリットを上回ったことからこのような判断に至ったものと思われます。

もっとも、既に「公人」化した方は今更顔を出すのをやめてどれほどの効果が見込めるのかは疑問ではありますが・・

それほど知名度がない方は、影響力の少ないうちは問題になることは少ないかもしれませんが、徐々に認知が上がってくると、街中で突然見知らぬ人に声をかけられたり写真の撮影を頼まれるなどプライベートがなくなるといった有名税に苦しむこともあるかもしれませんので気をつけましょう。

まとめ:一般人は匿名顔出し無しで問題なし

  • 一般人の個人が運営するブログでは、実名・顔出しを行うメリットはほぼありません。
  • 匿名・顔出し無しにするデメリットもほぼありません。
  • 匿名で始めて実名に切り替えることは簡単だが、逆は困難
  • 炎上するなどした際に実名だと危険

よって、匿名・顔出し無しで運営するのがおすすめです。

むしろ、ネットで公開するべきは実績の方です。

記事の信ぴょう性が高まるように、大したことが無い実績であっても積極的に出していくくらいで構いません。

ユーザーが興味を持っているのは、あなた自身ではなく、あなたの発信している内容そのものです。

匿名で運営しようとお考えの方はドメインのwhois情報にご注意ください。

ドメインの連絡先情報をサーバー会社やレジストラの情報にして匿名性を高めることが可能ですが、この設定をうっかり忘れてしまうと、ドメインの所有者の実名(アルファベット)・住所などの情報を参照することができてしまいます。ブログの運営は匿名でしているのに、ドメインの情報を隠し忘れてしまうと本末転倒ですので。

このページの内容(目次)
閉じる