ブログの毎日更新を、するべき人と、しない方がいい人

ブログは毎日更新が大事、と言われました。でも毎日更新するのは本当に大変です。

1記事書くのに8時間ほどかかっています。毎日更新なんて、副業の私には無理です><

ブログの毎日更新は、インフルエンサーの方々がこぞって「すべし!」と訴えかけていたこともあって、すっかり世間的にもブログは毎日更新をするもの、という認識が広まってしまった感があります。

一方で、その実行の難しさから、救済を訴えるブロガーも増え、まさに「派閥」すら生まれてしまっている始末。

ブログを始めたばかりの人にとってはどうすればいいのかわからなくなってしまいますよね。

本記事は、ブログの毎日更新を正しく解釈し、正しい実践方法を解説します。

このページの内容(目次)

ブログの毎日更新とは?

ブログの毎日更新とは

ブログの毎日更新とは、文字通り「毎日何かしら新規記事を追加してブログを更新しましょう」というものです。

「更新」なので、本来はちょこっと誤字を修正するだけでも更新にはなるのですが、もっぱら記事の新規追加の意味で使われます。

一種のスローガンのようなものなのですが、ブログを始めた頃はブログのやり方を色々調べる機会が多く、その中でほぼ必ず出会う言葉です。

単一解であればいいのですが、人によって見解が異なっており、毎日更新すべきという人もいれば、毎日更新はむしろしない方がいい、という人もおり、初心者を惑わす言葉でもあります。

なぜブログの毎日更新が言われるようになったのか

本題に入る前にほんの少しだけお付き合いください。

情報量が少ない時期にはかなり有効な方法だったから

2013年頃までのインターネットは情報量がまだまだ少なく、検索しても欲しい情報にたどり着けないことが多い状況でした。

こういった時期には単純に競合が少なかったため、記事を追加しさえすれば一定のアクセスを得ることができました。

パンダアップデートが日本に導入されたのが2012年7月、Googleは今ほどブログの品質を見抜く力はなく、記事ボリュームが多ければ上位表示できたり、あちこちのサイトから情報を集めたまとめ記事のようなものでも上位表示ができた時期がありました。

質のことは多少は目をつぶってでも量さえ出せば上位表示できたので、毎日更新は実際今よりも格段に効果がありました。

現在は質の方が重視されているため、量を稼いだところで上位表示できることはかなり少なくなってきています。

インフルエンサーが盛んにあおりまくったから

量を出せばある程度成果が出た経験値から、毎日更新こそブログの運営スタイルであると古参のインフルエンサーが紹介し始めると、一般ブロガーにも広く普及し、認知されるようになります。

どう考えたって理想的な姿に見えるから

毎日更新の怖いところは、非常に正論で絶対的に正しいように思える点です。

毎日、超質の高い記事を投稿し続けることができればまさに理想的な運営ですよね。

その状態を目指して毎日記事を量産する人が増えていきました。

代替される言葉が見つからないから

毎日更新は短い言葉なのに高い説得力があり、ブロガーの理想的な運営スタイルを表現する言葉です。

残念ながらこれに置き換わるような、短く、呼びやすく、説得力のある言葉(行動)が見つからないのです。

他にもっと害のない、魅力的な言葉があれば誤解されやすい毎日更新よりも普及していたのかもしれません。

ブログの毎日更新が失敗する理由

ブログの毎日更新が続かない理由

毎日更新はとにかく失敗者を量産してしまいます。この理由について解説します。

毎日新規記事を追加することが目的化してしまうから

毎日更新というのは本来は「手段」です。

  • アクセスを増やす
  • 収益を増やす

ということの手段であるはずの毎日更新ですが、一日たりとも空けずに更新をし続けようとするあまり、毎日更新すること自体が目的になってしまうことが少なくありません。

手段が目的化すると大抵のことは失敗に終わりますよね。例外なく、毎日更新も目的化してしまうと失敗します。

質の低い記事を量産しても成果が出ないから

その理由は、シンプルに質の低い記事を量産することになるためです。

毎日更新を目的化してうまくいく時代ではありません。ブロガー人口が増え、記事自体が増えてくると、Googleが質の低い記事を締め出しにかかりました。

そうなると上位に表示される記事は検索意図をしっかり満たした高品質な記事が中心になります。

短時間で片手間で作られた記事が、何十時間も時間をかけられ、繰り返しリライトされて磨き上げられた質の高い記事に立ち打ちできるわけがないのです。

ブログの毎日更新を行うべき人

ブログで毎日更新を行うべき人は、

  • 時間に余裕がある人
  • 覚悟がある人
  • 能力がある人

のどれかに当てはまる人です。

週末に合計20時間以上の時間を取れる人

週末に、1週間分の記事構成を作ることができる人や、土日にまとめて4記事分くらい作って予約投稿ができる人であれば、残り3記事を平日になんとか仕上げることは不可能ではないかもしれません。

当然、独身で恋人も友人もいない人とか、人付き合いをほとんどしない人になるのではないでしょうか。

1日6時間以上記事作成に費やせる人

競合が作成している質の高い記事に対抗できるだけの記事を作成するとなるとかなりの時間がかかることになります。

毎日更新をすべき人というのは、「かなり時間をかけることができる人」です。

文章を書き慣れたブロガーであっても、質の高い記事を書くとなればおそらく6時間くらいは普通にかかります。

それ以下で作成した記事は「初稿感」がぬぐい切れず、推敲の余地を残したものになるためです。

1日に6時間以上ブログに費やせる人となると、必然的実行できる人が限られてきます。

  • 専業アフィリエイター
  • 卒業単位を取得し終え、就活も終わって卒業を待つだけの大学生
  • 定年退職し、セカンドライフにブロガーを選択した年配の方
  • 育児がひと段落つき、旦那の稼ぎがよくてパートに出なくてもいい専業主婦の方
  • ニート(すみません)

こんな感じの方でしょうか。少なくとも、本業をお持ちで副業でブログをされている方は不可能です。

不退転の覚悟があり、人生を自らの力だけで切り開いてきた人

上記のようなお立場にない方であっても、のっぴきならない事情があり、ブロガーとして何が何でも成功しないといけないといった不退転の覚悟があって、尚且つ今までの人生において、誰の助けも借りずに自らの力だけで人生を切り開いてきたという、成功体験のあるような方は毎日更新が可能かもしれません。

何かで1番になったり、常人には達成できないような成功体験がある人は、血のにじむ努力を経験したことがある人です。その努力の先にある景色は大変すばらしく、何歳になっても、何度でも、その景色をまた見たいと感じるものです。

仕事で何かを達成し、涙が流すほど感動した経験のある方なら、きっとこれが可能です。

文章を書くのがかなり好きな人・得意な人

単純に文章を書くのが大好きとか、得意でスラスラと書けてしまう人なら、普通の人が6時間くらいかかる作業でも3時間とか2時間程度で書けてしまうかもしれません。

そういったいわゆる文才がある状態の人であれば毎日更新をしてもある程度質の高い記事を書くことが可能でしょう。

ブログの毎日更新を避けるべき人

毎日更新を避けるべき人

言うまでもなく、上記のような毎日更新すべき人というのはやや特殊な条件の人です。

一般人は毎日更新を行わない方がいいと言えます。

1日の作業可能時間が3時間以下の人

本業があって、しかも毎日ではないにせよ1時間~2時間程度の残業が発生するような人だと、1日の作業時間として確保できるのはせいぜい3時間以下になるはずです。

こういった人が無理に毎日更新をしようとすると、どうしても記事の品質は低下してしまいます。

小遣い程度に稼げればいいという人

目指している収益として、例えば月に3万円程度とか、小遣い稼ぎ程度に思っている方であれば、無理に毎日更新を継続する必要はありません。

継続すること自体に集中し、自分も読者も納得できる質の高い記事を週に1本作るようにした方が効果的です。

誰もが享受できる毎日更新のメリットは「忘却の回避」だけ

毎日更新をすると、次のようなメリットがあるといわれています。

毎日更新のメリット(と言われていること)
  • 文章を書くのが上達する
  • 文章を書くのが苦ではなくなる
  • 文章を書くのが早くなる
  • アクセスが増える
  • 収益が増える
  • SNS受けが良い
  • 自分なりの文体が確立できる

理論上は上記のようなメリットを得られるというのも理解できるのですが、実際には「人による」というのが現実です。

毎日更新をすると100%確実に誰であっても享受できることは、「忘却を回避することができる」です。

誰しも、数日の間あけてしまった作業を再開するには「前に何やってたっけ?」となりますよね。

本業で年末年始を挟んで出社すると前に何していたか思い出せなくなっていたりすることがあると思いますがあれと同じです。

毎日更新していると、記憶が鮮明なうちに再開できるのでどこまでやったかとか、次に何をするべきか、という忘却が原因で発生する問題は解消することができます。

情報が飽和している今、求められる記事の質

現在は情報が飽和してしまっている状況が生まれつつあります。

毎日更新をしても成果が上がらないのは質が足りないから

毎日更新を実現しようとすると、どうしても既存の記事で言及されていることを焼き直したような、取りまとめただけの記事を書いてしまいがちです。

既に存在している記事を自分も書いてみたところでその記事を既存記事よりも推薦してやる必要はGoogleにはありません。

Googleが欲しいのは、既存記事を上回る検索意図の満たし方をしている記事や、あなたにしか書けなかった記事です。

質の低い記事の量産はサイト全体の評価を低下させる

新たな付加価値が生まれていない記事を量産していくと、どうしても避けられないのがサイト全体に対する評価の低下です。

質の低い記事が多いサイトは、サイト全体としてユーザーの課題解決をあまりしていないサイトと判断され、ドメインの信頼性が上がりません。

短時間で直帰されない記事を作る

Googleが記事の質をどのように評価しているかは公開されていませんが、滞在時間が短く直帰が多い(検索結果に戻る)サイト・記事は評価が高くならないのは想像できます。

有益な情報を発信しているサイトなら、記事から別の記事を読みたくなるでしょうし、当然滞在時間は長くなり、直帰は減少します。

毎日更新に注力するのではなく、直帰を減らし、サイト内を回遊したくなるような魅力的なコンテンツを作ることが重要です。

まとめ切るか、別な切り口に変える

〇〇の口コミまとめ、のような記事を書くことは多いですが、そういった記事であれば、しっかりとまとめ切るようリサーチを徹底しましょう。

また、既存の上位記事とは異なる切り口で解説してもいいはずです。

付加価値を出しづらいテーマであれば、しっかりまとめ切るか、切り口を変えた説明をしてみるのも手です。

まとめ:手段を目的化する毎日更新ならしない方が良い

少し昔であれば、量は一定の評価を得ることができました。

現在は情報がそもそも不足していた時代は終わり、逆に類似するコンテンツが多くなってきました。

この対策として、Googleは十分賢くなり、記事の品質が問われるようになってきています。

もし毎日更新が更新すること自体が目的になってしまっているようなら少し追加の手を止めて、過去記事を見直し文字通りの「更新」を中心にしてみてはいかがでしょうか。

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