ドメイン名の決め方・トップレベルドメインの選び方【コツと注意点】

ブログを始めようとサーバー契約しようとしたらドメイン名を決めてくださいといわれました。どう決めたらいいの?

ドメイン名を決めるというのはどうやってやればいいのか初心者の方は悩んでしまいますよね。

サイトのアドレスになるので重要なのですが、一度決めると簡単には変更できないため、慎重に決めるべきです。

ドメインの決め方などについて、専門用語の意味も交えつつ解説します。

このページの内容
  • ドメインについての基礎知識
  • ドメイン名の決め方
  • トップレベルドメインの種類と意味、選び方
このページの内容(目次)

ドメインとは?押さえておくべき基礎知識

ドメインとは

ドメイン名とはインターネット上の住所のこと

ドメイン名とは、「インターネット上の住所」のことです。

このサイトのアドレス「https://kachiliate.net」でいえば、「kachiliate.net」の部分のことです。

コンピュータのネットワークは実は数字の羅列(IPアドレス)で管理されています。172.217.26.35 みたいなのが正式なアドレスで、機械はそれで処理をするのですが、これだと人間は覚えにくいですよね。

なので「172.217.26.35」といわれたら「google.com」ですよ、とマッピングしてあります。

つまり、ドメインとは人間に理解できるように表現したインターネット上の住所のことです。

ネット上に自分のサイトを作るときは住所がないとアクセスできませんので必ずドメイン名が必要になります。

ドメイン名は早い者勝ち

ドメイン名はインターネット上で同じものが使えません。

同じものが取得できてしまうと、アクセスするたびに別のサイトが表示されてしまうためです。

ドメインを決める際には「既に取得されていないか」を意識して取得していく必要があります。

ドメイン名に使える文字は英数字とハイフンのみ

ドメイン名に使用することができる文字は、アルファベット・数字・ハイフンのみで、全て半角です。

よくある勘違いでアンダーバーは使用できません。URLのアドレスにはアンダーバーは使用できますが、ドメイン名には使用できないので注意してください。

日本語ドメインの場合は日本語が使えますが、これから取得するのにあえて日本語ドメインを選ぶ理由はありません(やめておいた方が良いです)。

ドメインは登録したら年単位で更新する(有効期限がある)

ドメインには有効期限があり継続するには更新が必要

ドメインには有効期限があります。この有効期限の更新は1年単位で可能です。

更新にかかる費用はドメインの種類によってバラバラで同じ額ではありません。

年単位で更新になるため、忘れずに更新をするか、自動更新の設定ができるようであれば自動更新にしておきましょう。

ドメイン名の決め方:3つのコツ

ドメイン名を決める時のコツは下記の3つです。

サイトの名称または内容を表現する単語を選ぶ

サイト名を決め、そのサイトを表現するのにふさわしい単語を選びます。

  • サイト名:サイト名の読み方をローマ字やアルファベットに置き換えたドメイン名にする
  • 個人の名前:個人名やハンドルネームをドメイン名にする
  • サイトの内容:サイトで扱う内容を英単語などに置き換えたドメイン名にする
  • 企業の名前:企業名の英語表記をそのままドメイン名する(企業の場合)

といった感じです。

参考:ブログ名を決める時の重要なポイント

読みやすいようにする(単語を組み合わせる時はハイフンを使う)

ドメインやURLを「覚える」ことはほとんどありません。

ただ、「読む」「見る」ことは時々あります。

例えば、SNSで共有されたとき。あるいはウェブページ内にURLが書かれたとき。

こういった時に、読みやすい単語を使うようにしましょう。

例えば、保険の比較サイトを作るとしましょう。下記のうち、どれが読みやすいですか?

  1. insurancecompare.com
  2. insurance-compare.com
  3. hokenhikaku.com
  4. hoken-hikaku.com

1は保険の英単語「insurance」と比較するの「compare」を単につなげたもの。
2は単語をハイフンで区切ったもの
3はローマ字にしたもの
4はローマ字にしてハイフンでつなげたもの

おそらく大半の方は4が読みやすく理解しやすい、となるのではないでしょうか。

格好をつけて(?)英単語にするより、日本語をローマ字読みにした方が伝わりやすく読みやすい名称になる場合があります

また、半角スペースが使えないため、単語間はハイフンで区切ります。

ひとつなぎの単語にするよりハイフンで区切る方が読みやすくなります

長くなりすぎないようにする(1語がベスト)

サイト名もそうですが、URLがむやみに長くなるサイトはSNSでの文字制限や、見た目がわかりづらくなりがちなので、出来るだけ短くなるようにしましょう。

ハイフンでつなぐ場合、ハイフンを使うのは1回までになるようにするのがおすすめです。

スマホの場合、ハイフンを入力するためにキーボードを切り替えないといけないケースがあるので、できればハイフン無しの1語にしておくのがベストでしょう。

トップレベルドメインの選び方(.comや.netの部分)

ドメイン名部分を決めたら、トップレベルドメインを選びます。

2021年現在、トップレベルドメインの数は580種類以上あるといわれています。

トップレベルドメインとは、「.com」や「.net」といったドメイン名の最後の部分のことです。

空いているドメインを探す方法(ドメイン検索)

ドメイン検索

ドメイン名を決めても、トップレベルドメインが開いてなければ取得することはできません。

ドメイン名を決めたら、取得可能なドメインを検索してみましょう。

ドメイン検索を利用してみる(検索だけなら無料です)

検索してみると、既に取得されているものは「✖」が表示され、取得可能なものはお名前.comで取得する場合の金額が表示されます。

ドメイン検索の結果

昔からあるメジャーなトップレベルドメインだと、1語の英単語だとほとんど使用できなくなっています(既に取得されてしまっています)。

その場合はハイフンで区切って複数の単語を使うか、複数の単語を合わせた造語を作るなど工夫してみてください。

トップレベルドメインの主な意味

トップレベルドメインには、下記のような意味があります。

ドメイン向いているサイト・ドメインのイメージ
.com迷ったらコレ。元々は商品や企業向け
.netcomの次に人気。ネット関係のサイトに多い
.org元々は非営利組織。最近は割とよく使われている
.bizビジネス系に多い
.info情報サイトに多い
.jp日本のサイト
.blogブログに多い
.click申込を連想させる
.clubクラブ活動を連想させる
.funファン同士のコミュニティサイトを連想させる
.gamesゲーム情報に多い
.linkリンク集を連想させる
.onlineリアル事業のオンライン版を連想させる
.pwパラオの国別ドメイン
.shop店舗を連想させる
.siteサイトや場所をイメージさせる
.spece空間・宇宙などをイメージさせる
.tech技術系のイメージがわきやすい
.tokyo東京の情報に向く
.website汎用だが長いのであまり好まれない
.xyz汎用だが、アダルト用のxxxと似ているので敬遠されがち

できるだけ一般的なものを選ぶのがベター(.com / .net / .info / .biz)

極論、トップレベルドメインはなんでもよく、正解も不正解もありません

トップレベルドメインの数はかなり増えてきましたが、見慣れないドメインのアドレスはやや怪しい印象をユーザーに与えがちです。

「.com」「.net」「.info」「.biz」から選んでおけば間違いはありません。更新にかかる費用も少ないのでおすすめです。

「.jp」もおすすめではありますが、更新費用が5000円近くかかるので上記4ドメインと比べると3~5倍の費用がかかります。

「.org」もアリではあるのですが、元々の意味が非営利組織というのと、字面的に落ち込んでいる文字(orz)と雰囲気が近いのであまりお勧めはしていません。
orgを選ぶなら「.blog」「.site」「.me」の方が個人サイトには適している印象があります。

トップレベルドメインと合わせて一つの意味になるようにする場合

汎用的なトップレベルドメイン名だと、それ自体に意味を持たせることが難しいですが、ドメイン名とトップレベルドメインを組み合わせて一つの名称になるように作るのも手です(更新にかかる費用はやや上がる可能性が高くなりますが)。

トップレベルドメイン使用例
.gameゲーム関係のブログを作る場合
.car自動車関連のブログを作る場合
.ac資格系のブログを作る場合
.qaFAQサイトを作る場合
.appアプリ系ブログを作る場合

ドメインの取得方法は大きく分けて2つ

ドメイン名を決め、取得可能なトップレベルドメインがわかったら実際に取得作業に入ります。

ドメイン名だけ独立して取得する

ドメイン名だけを独立して取得してしまう方法です。

この方法はサーバー会社と無関係に取得できるのでドメインの移管作業が一切発生しないことがメリットです。

サーバーの契約と一緒に取得する(こちらの方がおすすめ)

サーバーの契約時にサーバー会社を通してドメインを取得する方法で、当サイトではこちらをお勧めしています。

最近はサーバーがかなり安定してきており、サーバー会社をころころ変更する必要がほとんどなくなりました。

サーバー会社によってはドメインを1つか2つ、永久的に無料で取得できる場合もあり、コスト面でもこちらの方が有利です。

だと、サーバー契約時にWordPressの立ち上げまで一気に終わるため、少ない手順でサイトの立ち上げができるため非常におすすめです。

これならわかる!WordPressブログの立ち上げ方

ドメイン取得時に気を付けておくべきこと

ドメイン名の決め方・トップレベルドメインの選び方・ドメインの取得方法について解説してきました。

ドメインを取得する上で、気を付けておきたいポイントを最後にまとめておきます。

更新費用に注意する(取得だけ安い場合がある)

ドメインは年間単位で更新を行います。

更新費用はピンキリなのですが、ドメインは取得したタイミングと更新したタイミングで価格が違うことがよくあります。

取得時は100円とか激安だったのに、更新時は3000円とかそこそこ費用がかかった、ということもあり得ます。

トップレベルドメイン毎に更新費用も変わりますので選択時に合わせてチェックしておきましょう。

wwwは不要

これはサーバーの設定なのですが、ついでに。インターネットの黎明期、ウェブサイトのアドレスは「www.」がつくのが当たり前でした。

ただ、この「習慣」はすぐに廃れ、2005年頃にはほとんどのサイトで付けなくなりました。

www部分はサブドメインといって、ドメイン名の前につけるものです。

wwwを付けることはデメリット以外ないので、付けないようにしましょう。

SEOとの関係

一部のドメインは取得に資格が必要になります。

属性型JPドメインがそれにあたります。

「.co.jp」「.or.jp」「.ne.jp」「.gr.jp」「.ac.jp」「.go.jp」「.ed.jp」などで、個人が勝手に公的団体を装って取得できないようになっています。

こういったドメインは簡単に取得できないため、比較的信頼性が高くなり、SEO的にも有利に働くことはあります。ただし、あくまでコンテンツ次第というところもあるので、個人がこれらのドメイン取得を目指す必要性はありません。

またそれ以外のドメインについてはどれもSEOで不利・有利というものはないです。

普通に考えてもらったらわかると思うのですが、SEOに有利になるドメインがあるのだとしたら、みんなそのドメインを取得しようとするはずです。

Googleは運営者が「テクニック的に」上位表示をする手段を徹底してつぶしています。テクニックにリソースを割くよりコンテンツにリソースを割けということです。

まとめ

サイトの立ち上げの際に必須になるドメインを決める方法を解説いたしました。

極端に言えば、ドメイン名は何でも構いません。hoken-hikaku.com (保険比較ドットコム)で自動車の一括査定サービスの比較をしてしまっても問題はないです。

ただ、違和感はかなり強くなるので、どうせ今から取得するならきちんと一貫性のあるドメイン名にしては、と思います。

このページの内容(目次)
閉じる