メタディスクリプションの文字数や書き方・SEO効果について解説【description】

メタディスクリプション(meta descriptionタグ)とは、ページの概要を記載する短いテキスト情報のことです。

ユーザーの目に触れることのない<head>タグ内に記載するので軽視しがちですが、検索結果画面でのクリック率改善の効果があるので重要な要素です。

メタディスクリプションについて、文字数や書き方、SEOでの効果について詳しく解説します。

このページの内容(目次)

メタディスクリプションの文字数

メタディスクリプションが表示される可能性のある場所は、検索結果画面のみです。サイトへ訪問後は基本的に画面には一切表示されません。

検索結果画面での表示は、PC版とスマホ版で文字数が異なっています

デバイス文字数
PC版110文字前後
スマホ版80文字前後

上記の通り、文字数が大きく異なるため、何文字にしましょう、といいにくいのがネックです。

加えて言えば、Googleは検索結果画面を頻繁に修正しており、ディスクリプションの文字数も頻繁に変更されます。

そのため、確実なところでいくなら100~120文字を基準にし、80文字目までに重要な内容を記載しておく、というのが正解です。

メタディスクリプションの書き方

メタディスクリプションは下記のような形式で書きます。

<meta name="description" content="ページの説明文(要約文)">

また、メタディスクリプションの書き方は「文章」の形式をとっていなくても構いません。

そもそも「メタ情報」とは付帯情報の意味があり、補足に近いものです。

このため、Googleの公式にも

メタ ディスクリプションは、文章形式にする必要はありません。そのページに関するデータを含めておくだけでも効果があります。

Google 検索セントラル:検索結果に効果的なタイトルとスニペットを作成する

とあり、例えば書籍に関するデータなら

<meta name="Description" content="著者 A.N. Author,イラスト: V. Gogh, 価格: 18ドル,ページ数: 784ページ">

といった書き方でもOKとのこと。

ただ、こういった書き方をしたときに、ユーザーが目にしてクリックしたいと思えるかどうか、という点は考慮した方が良いでしょう。

メタディスクリプションは必ずしも検索結果で使われるわけではない

メタディスクリプションは、設定したからといってその内容で検索結果ページに表示されることが保証されているわけではありません。

再び検索セントラルに書かれている内容を引用します。

スニペットはページ コンテンツから自動的に生成されます。

(中略)

メタ ディスクリプション タグ: Google では、ページ コンテンツから直接取得できる情報よりもページの概要をユーザーに正確に説明できると判断した場合、 タグのコンテンツを使用してスニペットを生成することがあります

(中略)

質の高い説明は Google の検索結果に表示されることがあり、検索トラフィックの質と量の改善に大いに役立つ可能性があります

Google 検索セントラル:検索結果に効果的なタイトルとスニペットを作成する

要約すると、

  1. スニペット(説明文)はコンテンツから自動に作成している
  2. メタディスクリプションの内容がよければ使う「ことがある」
  3. 質が高いメタディスクリプションは検索からの流入の質・量の改善に役立つ「可能性がある」

ということです。なんとも、あいまいな表現が多いですよね。

平たく言えば、descriptionを設定したからといって必ず使うとは限りません、ということです。

実際この点について調査を行ってくれた会社がありました。被リンク分析ツールでおなじみのmozです。

(英語)

when it seems like Google is rewriting so many snippets, is it worth having meta description tags at all? (中略) Of those, just over one-third (35.9%) were used as-is for display snippets.

(日本語)

Googleが非常に多くのスニペットを書き換えているように見える場合、メタディスクリプションタグを付ける価値はありますか?(中略)そのうち、3分の1強(35.9%)がディスプレイスニペットにそのまま使用されました。

How Long Should Your Meta Description Be?

要約すると、スニペットにdescriptionがそのまま使われていたのは全体の1/3程度だった、ということです。

メタディスクリプションにSEO効果はあるか

設定したからといって必ずしも使われるとは限らないdescription。SEOの効果はあるのでしょうか。

Googleはメタディスクリプションはランキングに影響しない、と明言しています。

(英語)

it's worth noting that while accurate meta descriptions can improve clickthrough, they won't affect your ranking within search results.

(日本語)

正確なメタディスクリプションはクリックスルーを向上させることができますが、検索結果内のランキングには影響しないことに注意してください。

Google検索セントラルブログ(海外ページ)

Googleが使うSEO要因は、多くの場合「操作不可能なもの」です。自演クリックできる検索結果画面でのクリック率の改善がSEOの良い評価に直結しているとは限りません。

とはいえ、検索結果でのクリック率が検索順位への影響があるとする議論や実験(英語記事)は以前からあり、、ユーザー行動を検索結果へ反映させる仕組みの特許を取得している(英語記事)ことからも、完全に無関係とは言えないかもしれません。

最大の効果は太字強調されるためクリック率の改善効果があること(集客)

太字強調されるのはdescriptionだけ

メタディスクリプションが検索結果に表示された際、キーワードとして入力した単語が太字に強調表示されます

検索ユーザーは検索結果画面の中で、関係のしそうな記事を探しますが、その際に太字で強調されているものがあると、優先的にクリックします。

このため、ディスクリプションを適切に設定する最大の効果はクリック率が高まる効果があるという点です。

検索に使ったキーワードにあまり自信がない場合などは説明部分までしっかり読むことになるので、太字になる効果は大きいです。

以前はタイトルタグも太字に強調されていたのですが、太字強調されるのはdescriptionだけに変更されてしまいました(理由はわからないですが、広告がクリックされにくくなったのではないかと推測しています)。

離脱率が減少する可能性がある「先行オーガナイザー」効果

先行オーガナイザー効果

メタディスクリプションにページの概要がしっかり記載されていると、「このページには求めている答えがありそうだ」という先入観のようなものが生まれます。

検索結果画面からサイトに移動する際に、ユーザーは少なからず期待を持っています。

ページを見る前に前提が整っていると、ページの冒頭部分に期待している内容がなくても少し読み進めてみようという意識が働くというのは想像できるでしょう。

こういった効果を「先行オーガナイザー」と呼ぶそうで、主に教育の分野では立証されている理論だそうです。

検索結果画面で良い先入観を持ったユーザーは離脱率が低くなる可能性が高いです。

ですのでディスクリプションにはページの概要をきちんと記述し、Googleが自動生成したスニペットではなく、メタディスクリプションが表示されるように工夫したほうがいいですね。

WordPressでメタディスクリプションを設定する方法

SEO SIMPLE PACKプラグインを導入するとdescriptionの記入欄が出てきます

WordPress でのdescription の設定は、使用しているテーマによります。

多くのテーマでは description を入力する専用の入力欄を持っています。

もし、個別の記事にメタディスクリプションを設定する欄が無い場合は、プラグインを使用します。

のどれかをインストールすれば記事の投稿画面で設定することができるようになります。

まとめ:メタディスクリプションで狙うべきはクリック率の向上

  • メタディスクリプションの文字数は100文字前後にまとめる
  • 書き方は<head>タグ内に<meta>タグを使って記述
  • 必ずしも文章でなくても構わない
  • 検索結果で表示される説明文(スニペット)は、基本的にGoogleが自動生成するが、良いメタディスクリプションならそのまま使われる
  • メタディスクリプション自体にSEO効果はない
  • メタディスクリプションを設定することで、クリック率が改善できる(可能性が高い)
  • メタディスクリプションを設定しておくと、離脱率を改善できる(可能性が高い)

≫ 参考:タイトルタグの文字数について

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